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接着性

ファインレジンの接着性
標準テストピースを用いたクロスカット試験法(100枡)にて評価しました。
結果を下表に一覧いたします。
未架橋系・架橋系ともに接着性が良くない基材であっても、表面研磨処理、又はプライマー(下塗り剤)による親水化処理によって、改善することが可能です。

未架橋系

対樹脂基材

樹脂種
PE
PP
PMMA
PET
ABS
PC
PVC
6-Nylon
FR-101
×
×
×
×
×
FR-105
×
×
×
×
×
FR-301
×
×
×

対金属基材・ガラス

樹脂種
SUS 316
Al
Cu
鉄鋼
ガラス
FR-101
×
×
×
FR-105
×
×
×
×
FR-301
×
×
◎:極めて良好(0/100)○:良好(1~10/100)△:やや不良(11~89/100)
×:不良(90~/100)
 

架橋系

架橋剤:PTS 1%、又はクエン酸 3%(対樹脂重量)

対樹脂基材

樹脂種
PE
PP
PMMA
PET
ABS
PC
PVC
6-Nylon
FR-101
n.t.
×
×~△
n.t.
n.t.
FR-105
n.t.
×
×
n.t.
n.t.
FR-301
n.t.
×
×~△
n.t.
n.t.

対金属基材・ガラス

樹脂種
SUS 316
Al
Cu
鉄鋼
ガラス
FR-101
×~△
×
○~◎
FR-105
△~○
×
FR-301
◎:極めて良好(0/100)○:良好(1~10/100)△:やや不良(11~89/100)
×:不良(90~/100)
n.t: テストピース熱変形のため処理不能
 

表面研磨処理

#180の紙やすり使用

研磨処理の効果(FR-101/未架橋)

処理
PP
PMMA
PET
ABS
SUS 316
Al
Cu
鉄鋼
なし
×
×
×
×
×
×
×
あり
◎:極めて良好(0/100)○:良好(1~10/100)△:やや不良(11~89/100)
×:不良(90~/100)
 

プライマーによる親水化処理

プライマーの効果(FR-101/未架橋)

使用
PP
PMMA
PET
ABS
SUS 316
Al
Cu
鉄鋼
なし
×
×
×
×
×
×
×
あり
◎:極めて良好(0/100)○:良好(1~10/100)△:やや不良(11~89/100)
×:不良(90~/100)
 

当社はナイロン変性反応の特殊技術製法、各種粉体処理加工、各種溶液反応加工を得意技術としています。
 鉛市,アルコール可溶性ナイロン,N-メトキシメチル化ナイロン,ファインレジン,粉体処理加工,溶液反応加工



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